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関節リウマチ
による痛み監修:
大阪警察病院院長 越智 隆弘 先生監修:
大阪警察病院院長 越智 隆弘 先生
関節リウマチとは
関節リウマチとは、関節に炎症が続いて徐々に破壊されていき、やがては変形したり固まったりしてうまく動かなくなってしまう病気のことを指します。近年は適切な治療によって重症者が減りましたが、元来は下記のような疾患です。
関節リウマチの国内における患者数は60万人※1以上ともいわれ、決して珍しい病気ではありません。また、女性に多く(男性の3~5倍※2)、その発症ピークは40~50歳代で、幅広い年齢層の患者さんがいます。60歳代以上の高齢者が発症する「高齢発症関節リウマチ」の場合は、男女の発症率に差はありません。また、15歳未満で発症する場合もあり、これは「若年性突発性関節炎」と呼ばれています。
※1 松田 剛正:“Ⅰ.総論” 関節リウマチのトータルマネジメント 公益財団 日本リウマチ財団監修 1 医歯薬出版:1, 2011
※2 松田 剛正:“3 関節リウマチは誰に起こりやすいか?” よくわかる関節リウマチのすべて 宮坂 信之編 1 永井書店:17, 2009
- 総監修:
- 日本大学 名誉教授 小川 節郎 先生